モラハラの背景に潜む、「自己愛性パーソナリティー障害」

治療が困難

モラハラは、自己愛性パーソナリティーと強く関係しています。大した仕事もしていないのに才能を誇張する誇大性、自分が特別であるという間違った自信、過剰に賞賛されたい強い欲求、他者に対する共感性の欠如、強い特権意識、尊大で倣慢な態度。これらが、いわば病的に肥大した自己愛性パーソナリティーの姿です。

こういった特徴によって、自他ともに苦痛にさいなまれ、社会的、職業的に大きな支障を来しているときには、「自己愛性パーソナリティー障害」と診断されます。ただ、その苦痛が自分自身の人格から生じているという理解は乏しい場合が多いようです。

病的な自己愛性パーソナリティーの持ち主は、相手を支配して自分の思い通りにしようとします。モラハラは、言葉や態度による支配行動にほかなりません。自己愛性パーソナリティーの強い、あるいは「自己愛性パーソナリティー障害」と診断のつくような人の問題は、やっかいです。なぜならば、治療が困難だからです。

青年時から形成されてきたパーソナリティーを大幅に修正することは、なかなかできるものではありません。

モラハラ夫は、交際している期間中はなかなか本性を現さず、結婚や出産を契機にあからさまになってくることが多いといわれています。

この現象も、自己愛性パーソナリティー障害の患者さんの症状の現れ方に似ています。

→言葉や態度で相手を精神的に追い詰めていく「モラル・ハラスメント(モラハラ)」

→モラハラ対策としては、傷ついていることを言葉で示すことが大切

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