寒くなると全身が縮こまり、「猫背」になりがちです。猫背は、外見を老けきせるだけでなく、からだの不調も招きかねません。姿勢を見直し、背すじが伸びた”若々しい姿勢”を心がけましょう。

頭が前のめりになっていませんか

猫背になりがちな人には、共通点があります。それは、背骨の位置に対して、頭が前のめりになっている時間が長いことです。パソコンやスマホの画面を見るときがその典型ですが、気をつけてみると、歩くときも、食べるときも頭が前のめりになっています。

猫背の人には、食べるとき、食器を持たずに口のほうを食べ物に近づけることが癖になっている人も多いようです。

猫背がつづくと、首の背中側の筋肉が緊張し、肩は前方に巻き込まれるようになってきます。背中が丸まると同時に、あごを突き出す姿勢になってしまう人もよくみられます。

いずれも、顔やおなか、二の腕、胸、お尻など、さまざまな「たるみ」を招き、外見を老けさせることになります。さらには、肩や首のこり、頭痛や腰痛などの不調の原因になることもあると考えられています。

普段から、背すじを伸ばし、あごを引く

猫背を改めるには、まず、普段から「背すじを伸ばす(胸を張る)」「あごを引く」を意識することです。このとき、胸の反らしすぎは腰の負担をふやすため、注意が必要です。立ち姿勢を横から見たとき、耳(頭)、肩、おなかの中心、膝、くるぶしが、縦に一直線に並ぶようにしてください。

そして、猫背改善のためのエクササイズを取り入れてみましょう。ポイントは、肩や肩甲骨をしっかり動かし、胸部や二の腕の筋肉を鍛えることです。

猫背改善のためのエクササイズ

●肩~肩甲骨を動かそう

① 背すじを伸ばして立ち、鼻から息を吸いながら、肘を90度に曲げて両腕を肩の高さにまで上げ、手のひらを内側に向けます。

② 口から息を吐きながら、肘の位置を変えずに腕を下げます。

③ ①の姿勢になり、鼻から息を吸いながら両方の肩甲骨を近づけるように両腕を後方に反らせます。

④ 口から息を吐きながら、手の甲を内側にして合わせる(二の腕がねじれる)ように、両腕をまっすぐ前に伸ばします。

●胸部~二の腕を鍛えよう

① リラックスして椅子に座り、足を肩幅に開いたまま、鼻から息を吸いながら膝を閉じます。両手で外側から両膝をくっつけるように押し込みます。

② 胸の筋肉に力を入れて、両手で膝を内側に押し込み、逆に腰は広げるように両脚に力を入れ、腕の力に抵抗するようにします。以上を口から息を吐きながら行い、おなかを引っ込め、5秒かけてゆっくり膝を開きます。

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