歯周病の予防の基本は歯磨き

歯科での定期的なメンテナンスも必要

歯周病の予防や進行を抑えるためにも、口の中のプラークや歯石を取り除き、歯周ポケットをつくらないことがポイントになります。

歯周病菌の含まれているプラークは、うがいをする程度では取れません。そこで、まずは、何かを食べたらしっかりと歯を磨く習慣をつけ、プラークを取り除くことが歯周病のいちばんの予防策になります。歯肉炎の段階であれば、歯磨きだけで改善します。

また、予防策として、歯科で定期的に歯の検診を受け、プラークや歯石の付着がないかどうかをチェックしてもらい、あった場合は取ってもらいましょう。歯石や歯周ポケットの奥にあるプラークは歯ブラシでは取れません。歯科で専門の器具を使って除去してもらい、歯周ポケットをつくらないように予防しましょう。

このように、歯周病を予防・改善するためには、日常のセルフケアと、歯科でのメンテナンスが必要です。歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなっている場合には、外科手術などが必要になることがあります。

歯周病を防ぐ歯の磨き方

●スクラビング法

・歯ブラシの毛先を歯の面に垂直に当て、できるだけ毛先が移動しないように、歯ブラシを前後に小刻みに動かす。歯ブラシを大きく動かして、ゴシゴシ乱暴に磨かないように注意する。

・中高年になると、歯と歯の間に隙間ができ、歯並びが悪い人がふえてくる。歯と歯の問、歯と歯ぐきの境目、歯の裏側、奥歯、抜けた歯のまわりなども磨き残しのないようにしっかりと磨く。

・磨く回数は、1カ所あたリ10~20往復を目安に。

●バス法

・歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度くらいにして当て、歯ブラシの毛先を歯周ポケットに入れるようにして、細かく振動させるように動かす。

・歯ブラシは、毛先が長く、2列のものが最適。歯ぐきを傷めないように、やわらかい毛先の歯ブラシを使用する。

・磨く回数は、1カ所あたリ10~20往復を目安に。

●歯磨き剤の使い方

歯磨き剤を使うと、ロの中がさっぱりするので、きちんと磨けていないのに磨けたと錯覚してしまうことがあります。そこで、まずは歯磨き剤を使わずに歯を磨いたあと、きちんと汚れが取れているかどうかを確認しましょう。

しっかり磨くことに慣れてきたら、歯磨き剤を使うとよいでしょう。最近では、歯周病用、知覚過敏用、フッ素入りなど、さまざまな効能をもつ歯磨き剤も市販されています。

●電動歯ブラシを使うときの注意点

歯ブラシ本体は動かさずに手で持って固定し、1カ所あたリ5~10秒ほど磨きます。毛先を強く押し当てたり、長時間使ったりすると、歯の治療で入れた詰め物やかぶせ物が取れてしまう恐れがあります。電動歯ブラシにもいろいろなタイプがあるので、付属の説明書に記載されている使用方法を守るようにしましょう。

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