五月病予防に役立つ「ストレス・コーピンク」の方法

ストレス・コーピングの方法は、「問題焦点型」と「情動焦点型」の2つに大きく分類されます。一般的には、対処することによってストレスの原因そのものを変えることが可能な場合は問題焦点型、変えることが不可能な場合は情動焦点型のコーピンクが向いていると言われています。

しかし、大切なのは自分自身のコーピング・スタイルを知ることです。自分に合った適切な方法を見つけましょう。

問題焦点コーピング

ストレスの原因そのものに働きかけて、それ自体を変化させて問題解決を図る方法です。まずはストレスの原因となる問題を明確にして、解決するための現実的な目標を具体的に設定します。その際、問題点をより小さく、管理しやすい課題に細分化すると、1つ1つを解決しやすくなります。

・職場で人間関係がうまく行かず、孤立状態になっている人が、上司や同僚と積極的に交流しようとする

・職場に苦手な上司や同僚がいる場合、別の上司や同僚に相談してみる

・ひとつの仕事に必要以上に時間をかけてしまう人が、効率をアップさせる方法を本などで研究したり、上司や先輩にコツを聞いたりする

・抱えている仕事の量があまりにも多いときに、上司や同僚に助けを求める、あるいは「できない」と言う

・新しい環境にどうしても適応できない場合、配置換えを申し出る

●ヒント

問題焦点コーピングは、1つの対処ですべてが解決するとは限りません。また、コーピンクが失敗に終わることもあります。失敗しても、問題解決過程を再度やり直すためのフィードバックだと捉えるようにしましょう。

情動焦点コーピング

ストレスの原因に対する考え方や感じ方を変えようとする方法です。ストレスの原因となる問題を避けたり、一時的に放置することで、過剰な反応や感情を抑制し、問題に対する関心を弱めるのです。根本的な問題解決にはなりませんが、より実行しやすく、あらゆる問題に広く活用できます。

・上司に怒られることで悩んでいる人が、「自分は嫌われているわけではない」、「期待されているから怒られるのだ」と前向きに考える

・仕事でミスしたことをいつまでも引きずっている人が、「たいしたことではない」、「次回から気をつければいいさ」と自分に言いきかせる

・会社に行くのが憂うつなときに、「仕事が終わったら飲みに行くぞ!」と考えて、嫌な仕事を乗り切る

・悩みを1人で抱え込まず、家族や友人に愚痴をこぼしたり、相談したりする

・旅行、カラオケ、スポーツ、散歩、入浴、音楽、映画、ペットなど、趣味で気晴らしをする

●ヒント

自分に合ったコーピンク方法を見つけて実行していても、同じコービンク方法ではストレスを解消できなくなる場合もあります。そんなときは、これまで取り組んだことのないコーピンク方法を試してみるとよいでしょう。

→環境の変化がもたらすストレス「五月病」に対処する「ストレス・コーピング」

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